健康になる家のススメ
家と健康は密接な関係にあります。
その場所の環境が悪ければいろいろな病気を引き起こします。
それは家であったり職場であったりします。
空気が悪い家に住んでいれば、病気になるということは、分かりきったことですね。
空気がなくなったら人は約5分で死にます。
食べ物を食べなくても水だけで約1ヶ月ほどは生きる事ができるでしょう。
空気はそれほど大切です。
あなたにとっての健康住宅とはどのような家でしょうか。
「家づくりをするうえで大事なポイントは5つあります」
その5つとは、
(1)不動産としての価値を落とさない。
(2)綿密な計画をたてる。
(3)家族全員の価値観を住まいづくりに反映させる理念作り。
(4)あふれる情報の中から質・量ともに正しいものをどう選ぶか。
(5)相談相手を間違わない。
です。
これから、この5つのポイントを話しますが、その前に、 私がなぜこの話をするか、 その背景について、あなたに知っておいて欲しいことがあるんです。
第二次大戦後、日本中、住む家がありませんでした。
とにかく、早く家を建てないといけない。
そんな状況で、住宅業界が起こした問題が5つあるんです。
一つ目は「シックハウス問題」
新建材が原因で、住む人が病気になっている。
二つ目は「精神的な問題」
LDKプランで、家族間の会話が奪われ、精神的病気を引き起こしている。
三つ目は「建物が病気」
ハウスメーカーに代表される家は、建物が呼吸できず、建物寿命が短い。
四つ目は「経済的な病気」
住宅ローンが原因で、毎年8万人の自己破産者が出ている。
自殺者は毎年1万人。
五つ目は「環境問題」
新建材の家を壊した時の廃材が、産業廃棄物の7割を占めている。
マイホームは人が幸せになるために手に入れるものですよね。
でも、家を建てたために、
病気になる
家族がばらばらになる
自己破産する
産業廃棄物になる
そうならないために、これら5つのポイントを、ぜひ活用してください。
ところで、
住宅会社は不利な事実は公表しません。
たとえば、断熱性能などは、一部の会社を除いて大手住宅メーカーほど低い。
そして、化学建材の家と自然素材の家の価格差もそれほどではないのです。
なにより使う素材によって健康が左右されるのなら、なぜそうなのかと情報を開示する必要があります。
国や関係機関もそれに目をつぶっています。自然素材がいいということは誰でもわかるのにそれを声高に言うことはしません。
大手住宅会社からの税収入源を絶つことは現状ではムリですからね。
24時間換気システムの設置や性能表示など国の政策は全て
化学建材を使った家に有利になるように作られています。
化学建材を使うことで有害物質が発生し、シックハウスの問題が出たときも、有害物質を含んだ空気を家の外に出す。
24時間換気の設置義務化や微量に含んでいる建材は使用して良いではなく、その原因を作っている化学建材を使用禁止にすれば、良い事です。
化学物質を含まない自然素材だけで家を作ればいいのです。
しかし、全ての情報を開示し、自然素材だけで家を作ることになったら化学建材の家が売れなくなるのです。
手間隙がかかる自然素材の家を作ることは住宅会社が多額の利益を出す上では都合が悪い家なのです。
国や住宅会社が情報開示をしないなら自分で調べる必要があります。
知識を得る事で知らない人より何十倍も得をするのですから。
国、住宅会社、マスコミ、住宅雑誌など全て、自分の都合で情報を流しています。
本当の情報を開示したら、国や住宅会社、建材メーカーが成り立たないというかもしれません。
それを成り立つようにするのが政治です。政治家です。
現実に諸外国では成り立っています。
本物の家を作っています。
ビニールクロスだけの家なんてありません。
今は多少でてきたようですが。
日本の大手ハウスメーカーが海外進出していますからね。
海外の家の仕様はどうなんでしょうか?
しかし、本当のことはいずれ表にでてきます。
本当の自然素材の家づくりや大手ハウスメーカーの家が高い理由など、これもあちこちに傷が入り事実が見えてきています。
良いことも悪い事も全ての情報開示ができる社会が近い将来くるといいですね。
有限会社 建築サポート
家づくりアドバイザー 高井