使えるお金はキャッシュフロー表を書いてチェック
では使えるお金はどのようにして判断するのでしょうか。それはキャッシュフロー表を書くことにより分かります。
キャッシュフロー表とは、お金の出入りを考える表のことです。子供の学校入学、卒業、結婚や、マイホームの購入、二代目の車の購入と言った起こり得るイベントを想定しながら毎年年収がどのくらい入ってくるか、どのくらいお金を使うか、資産はどの程度入ってくるかを考えていきます。
この表を作成することによってどれくらい家計にゆとりがあるか確認することができます。
さらに、どれくらいまでならライフイベントを難なく迎えられそうかも判断することができます。
勿論キャッシュフロー表には限界があります。
というのも、現在の延長線上でしかお金の出入りを考えられないからです。
例えば、極端な例ですが、もしも、これから学費も塾の費用も一切かからない社会になるとしたら、教育費はほぼいらなくなりますが、現代の社会ではこれは想定外でしょう。キャッシュフロー表に組み込むのは現実的ではありません。
このような欠点があるとはいえ、キャッシュフロー表がお金を考えるうえで目安になるのはほぼ確かです。
ぜひキャッシュフロー表を書いてはいかがでしょうか。